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2020年9月19日 (土)

さかほまれの日本酒 -6-

 田嶋酒造(福井市)の福千歳、越乃磯(福井市)の越廼磯、片山酒造(越前市)の月暈のさかほまれを飲みました。Img_2260_r 福千歳は、さかほまれで2種類のお酒を造ってました。左のぐい飲みが純米大吟醸で、右のグラスが純米吟醸のKIMOTO。2つのお酒を比べると、右のKIMOTO(山廃仕込み)の方が黄色みを帯びてます。また、左の純米大吟醸は少しトロリとしていて米のうまみが強く、右のKIMOTOはアルコール高めのシャープなお酒に仕上がっていました。KIMOTOの方は冷酒からぬる燗まで、幅広い温度で楽しめ、おすすめは人肌燗、食中酒にいいかも。

 越廼磯は、とても甘口のお酒でした。アルコール度数は15度と低めですが、お酒にドッシリとしたボディがあり、一度に多量に飲むと二日酔いしそうなお酒でした。少量小さめのぐい飲み1杯で、日本酒の香りと米のうまみを楽しむという飲み方をするといいかも。

 月暈は、飲んでみて『おぉぉ~』とビックリ。なぜビックリしたのかというと、月暈を作った酒蔵にあまりいいイメージを持っていなかったからです。

 月暈を作った片山酒造は、関西というお酒を作っています。10年以上前ですが、佳撰の関西(旧酒税法で二級酒)を飲んだことがあり、そのとき、醸造用アルコールの添加量の多さに、これは日本酒ではない!と思ったからです。

 ですが、月暈は関西とは別物のお酒に仕上がっていました。名前を関西ではなく「月暈」にしたのも、関西とは一線を画したお酒であることを強調するためかもしれません。スッキリした香りがして、最後にアルコールの辛みがピリリと残る「辛爽」系の日本酒に仕上がっていました。こういうお酒を造ることができる蔵なら、関西のほかのお酒を飲んでみてもいいかも!

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 これまでさかほまれで作った日本酒を「10銘柄」飲みましたが、さかほまれで日本酒を造ると①酒米のうまみが出る、②香りが爽やかで果物の香がたつ、③やや甘口~甘口のお酒になる、ということが共通しているような気がします。また、使っている酒母の違いで、FK801・802だと甘みが際立ち、FK501だと甘みが抑え気味になるような気がします。

 最後に、FUDOUは「お酒」が好きです。が、大酒飲みでありませんので……。家飲みでは、ちょっと大きめのぐい飲み(半合くらい)で1杯で終わりです。FUDOUの好みに合う日本酒だと、1度に1.5合くらい飲んでしまうこともありますが(^_^;)

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