オオスズメバチを捕獲すると・・・
2週間ほど前、12月なのに20度近くまで上がった晴天の日、窓を開けていた職場の一室に大きな鉢が入ってきた!という知らせを聞いて見に行くと、なんとオオスズメバチが3匹! 部屋の中をゆっくり飛んでいたり、壁で休んでいたりました。
オオスズメバチは危険生物のため、駆除しなければいけないのですが、部屋の中で殺虫剤を使うと、その後の掃除などが大変! ということで、虫網で3匹捕獲しました。(夏なら、蜂の動きが速いので、下手に刺激すると襲われますが、12月になると気温が低く、蜂の動きもゆっくりということを知っていたので、2分程で3匹を捕獲しました。) これが捕獲した3匹のオオスズメバチ。最初は、気がつかなかったのですが、1週間ほどすると、左端の瓶に入れた蜂以外は死んでいました。で、死んだ蜂と左端の瓶に閉じ込めたはちをくらべると、よく似ている大きさですが、体の大きさが少し大きいことに気がつきました。その後、時々様子をみると、室温が1ケタ台のときは、死んだように固まっていますが、太陽の光があたり、室温が15℃くらいに上がると動き始める。なんとオオスズメバチの女王蜂!
ミツバチは働き蜂も女王蜂も蜂球を作って巣の中で越冬しますが、スズメバチの多くは、女王蜂だけが冬眠して越冬します。なぜ越冬できるのかというと、体の中に蓄えている脂肪の量が働き蜂よりも多いことがその理由でした。
オオスズメバチの女王蜂は、なかなか目にすることがないレアな生き物!ちょっと嬉しいかも。
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