コチドリの巣立ち
2週間ほど前から、職場の周辺で見かけていた野鳥。地面を素早く駆け回っていたので、セキレイと思っていました。しかし、色が茶色い。調べてみるとコチドリという小型のチドリでした。チドリは水辺というイメージですが、小さい虫が捕れる場所で、小石が多くあるような場所ならば、どこでも巣を作るようです。
7日の朝、いつものように職場の駐車スペースに車を止めると、小石を敷き詰めてある場所でモゾモゾと動くものがあるので、カメラで撮影。 親鳥の胸元で茶色い丸いもの、雛でした。朝は寒いので、親鳥が温めていたようです。
ちかづいてみると、 生まれてから少し経った雛が2羽と殻を破ろうとしている雛が1羽。雛を温めていた親鳥は、巣から少し離れたところで、こちらを見ながら傷ついて飛べないフリをしていました。子を守ろうとする親の必死さが伝わります。
撮影してから約2時間後、先に生まれた雛は少し動けるようになり、巣から少し離れた所に移動できるようになっていました。
朝の間は、親鳥が周囲を警戒しながら、雛を温めていました。お昼頃になると、速く巣立ちした雛も歩く力が付いたのか、親鳥の後を追っかけていました。
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