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2021年8月 7日 (土)

さかほまれ 2021 -4-

 さかほまれで作られた日本酒、昨年は各蔵1種か2種(越の磯、一本義だけ?)だったのですが、今年は、2種類、3種類と作る蔵が増えました。今回の紹介は1つの蔵で2種類以上の日本酒を造っている蔵を紹介します。Img_4609_r_2 左から、田嶋酒造の福千歳「さかほまれ 純米辛口」、田邊酒造の越前岬「純米大吟醸 さかほまれ 麗」、「無濾過原酒 honami」です。

 田嶋酒造の福千歳は、昨年、福井県産酵母で作った純米大吟醸と自社酵母で山廃仕込みでつくったKIMOTOの2種類を作っていました。今年は、自社酵母で辛口のお酒を作り、3種類になりました。

 田邊酒造の越前岬は、今年から複数のさかほまれをつかった日本酒をだしました。使用する酵母をFK-801に代えた「純米大吟醸 さかほまれ 麗」と自社酵母(?)で仕込んだ「honami」を作りました。Img_4623_r  伊藤酒造の越の鷹は、昨年買えなかった酒蔵です。今年は、2種類のお酒をつくりました。大吟醸の「越の鷹 さかほまれ」と「さかほまれ 純米吟醸原酒」です。大吟醸は、香りを引き出すために醸造用アルコールを添加している日本酒です。木箱入りの越の鷹は、酒蔵とメールで連絡を取り、直接、蔵の方に買いに行きました。

 伊藤酒造は、杜氏さんが一人で営んでいるとても小さな酒蔵です。この杜氏さん、とても親切な方で、さかほまれを使った日本酒についていろいろと教えてもらいました。①さかほまれは、大吟醸酒用として開発された酒米であること。②大吟醸を作っている蔵は、吟醸酒などのお酒を造ってもよいこと。③今年、さかほまれを作っている酒蔵で、複数のさかほまれの日本酒をつくっているわけ。④酒蔵によっては、市場に出さない特別なお酒(直接、契約している居酒屋や酒店などに卸すお酒)があること。

 大吟醸は、醸造用アルコールが入っているので、FUDOUはあまり好みではないのですが、杜氏さんの話では、とてもまろやかに仕上がっているというので、期待が持てそう!

 さて、今年のさかほまれは、上述の③の理由により、1つの蔵でいろいろと楽しめるので、毎晩のお酒がすすみそうだ………。

 

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