雲乃井のさかほまれ、7月に入ってから飲み始めました。昨年の雲乃井は、香り控えめで、口に含むとスッキリしたまろやかでとろみのある仕上がりでした。今年の仕上がりはというと、、、
今年のさかほまれ大吟醸・純米大吟醸酒の味わいマップでは、香りの強さが上から2つ目で香りが高くなったのかと思っていましたが冷蔵庫から出したすぐだとあまり香りが立たない。あれっ?と思い、人肌で温めると、甘い香りがフワッと立ってきました。今年は濃厚さと酸味のバランスが際立ちつつもスッキリした仕上がりでした。
2020年からさかほまれの日本酒にハマっているFUDOU、今年もさかほまれを会に回っています。でも、今年は酒蔵を巡って購入する余裕がないので、リカーワールド華で調達(*^_^*)。(7月後半になったら、酒蔵を訪ねて購入したいと思います。) 今回は、この4つを購入。左から、一本義の「事無笑酒(KOTONA EGUSHI)」、吉田金右衛門商店の「雲乃井 純米大吟醸 さかほまれ磨き50」、力泉(りきせん)酒造「明乃鶴 純米大吟醸」、伊藤酒造の「越乃鷹 純米大吟醸」。
一本義は、一本義の統一ブランド名になってから初のさかほまれの日本酒。
雲乃井は昨年に続き2回目。明乃鶴は初購入。
越の鷹は昨年は大吟醸でしたが、今年は純米大吟醸になっていました。この伊藤酒造のさかほまれ、今夏に購入したさかほまれの中で一番期待しているお酒です。
大吟醸は吟醸香を出すための醸造アルコールを添加しています。添加する量によって吟醸香が出てくるのですが、量が多いと醸造アルコールの香りと苦みもつよくなります。でも、伊藤酒造の杜氏は醸造アルコールの添加量が絶妙で良い香りしか立たない。そんなわけで、この純米大吟醸のできに期待大です。
先月から県内の酒蔵でさかほまれを使った2022年の新酒が販売され始め、早速、買いに行きました。 買いに行ったのは、永平寺町にある越前岬の酒蔵「田辺酒造」。純米大吟醸のさかほまれもありますが、今回買ったのは、「 Honami 」。さかほまれを自社酵母で仕込んだ日本酒です。
田辺酒造のHPを見ると、2年目のHonamiはアルコール度数を16%にあげてさかほまれの特性が良く出るようにしたとありました。昨年のHonamiは低アルコールの14%。呑んでみると、アルコール度が高くなり日本酒らしさが出て、昨年度のHonamiより濃厚さが増した感じ。香りもさかほまれらしく、甘い香りが立っていました。
<気になったお酒>
右側の「 prune 」はさかほまれのお酒ではありません。梅酵母で仕込んだスパークリング日本酒だというので、気になり買ってみました。
HPで調べてみると、田辺酒造が県立大学と共同開発した初めての発泡日本酒。「prune」はフランス語で「梅」を表す単語で、福井梅で梅干しなどを作っている商店の梅壺から採取した梅酵母を用いて仕込んだとありました。
このprune、香りがとてもいいです。瓶詰めしてあるのに、(買った帰りの車の中に)ほのかな熟した梅のような香りが充満しました。飲んでみると、日本酒のコクのある酸味とは違った爽やかな酸味がありました。他のスパークリング日本酒にはないこの爽やかな酸味は後を引くさんみでした。また買いに行こうと思います。
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