カウンター

フォトアルバム

ブログ村

« イヤホン | メイン | 秋に撮っていた写真・・・ »

2022年2月27日 (日)

2月26日、JAMでまた遭難事故発生……

 今朝、新聞を読んでいたらJAMで大阪からきたスノーボーダー男女4人組が遭難したという記事。今回も夕方の救助となり、石川県警のヘリが出場し、女性2名を救助して男性2名には食料などを渡して翌日の救助。女性2名を救助した場所は、弁ヶ滝近辺とか。推定ですがこの辺りになります。Photo 1月の遭難場所は、報恩寺山から白山伏拝へ行く途中の登山道でしたが、今回はスキー場のゲレンデから大きく外れた場所です。

 報恩寺山頂から南に向けて穏やかな尾根(青で囲んだ部分)が続きます。青丸の場所からは、ゲレンデに戻れそうな所があり、そのブナ林の中をスノーボードが滑った跡があります。ただし、ゲレンデに戻るには、少し急な斜面を下りる必要があります。

 遭難した4人のスノーボーダーがどこからゲレンデの外に出たのかは知りませんが、県外のスノーボーダーがこの地形図を把握しているとは思えません。っていうか、人が滑った跡がない場所を滑っていて「おかしい?」って思わないのか!!!

 スキー場は立ち入り禁止の札をしっかり設置しています。それを無視して滑るのは、一部のスノーボーダーが圧倒的に多いです(リフトから見ているとルールを無視して滑るボーダーをよく見ます)。それでゲレンデの位置を見失って救助ヘリ要請。行政が救助ヘリを飛ばせば、規定捜索期間内(1週間ほどか?)は遭難者に対しての費用請求をしません。全て税金で賄います。ですが、行政のヘリが別に出動していて民間ヘリが救助に当たった場合は、1時間で50万~100万の費用が発生します(福井県で民間の救助ヘリを運用している会社があるかどうか知りませんが…)。

 夏山でも冬山でも安全に安全を確認して行動していてもケガや事故に遭うことがあります。それは仕方のないことです。ですが、前回といい今回といい遭難した側が悪いです。年齢は30~40代と良い悪いをはっきり分別できる社会人です。『県外に来てまで何やってるんだ!』と思います。

 スキージャムで1シーズンに2回の救助ヘリ要請をしています。JAMの運営側、HPや場内ポスター掲示で『ゲレンデ外滑走の危険性」についてもっと目立つようにして、利用者の意識改革を促してはどうでしょうか。

コメント

コメントを投稿