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2021年2月23日 (火)

2021 山歩き 2

 2月11日、今年2回目の山歩きに出かけました。今回はFUDOUの兄が西山の雪歩きをしたいというのでその案内でした。Img_3119_r  途中、勝山のバイパス沿いにあるPAに立ち寄ると、高尾山の麓に霧がかかっていたので、iPhoneでパチリ。トイレ休憩をすませ、一路 白峰西山へ。

 その途中、7時半頃に国157の東山橋を通りかかると……3x2a5686_raw_r 目の前にとても綺麗な雪景色が!!!

 この場所は昼過ぎになると谷に光が入り、秋の紅葉シーズンだと谷全体が赤や黄色に輝くポイントなのですが、冬は雪をかぶった谷に朝の太陽の光が差し込むと白と黒のコントラストが際立つポイントに早変わり。車を安全な場所に止め、しばらく撮影しました。3x2a5689_raw_r 同じ場所を縦で。3x2a5690_raw_r 谷の反対側。3x2a5693_raw_r 太陽が上がってくるにつれ、谷全体に光が当たり始め、、、Img_3121_r ダイヤモンド取立山!!! 冬場の新しい撮影ポイントを見つけられてLucky~~!(この写真は、iPhoneのパノラマで撮影)

 さて、この後、西山へ行ったのですが肝心の白山はずっと雲の中。雲は動いていましたが、北から流れてくる雲だったので白山が姿を見せることはなく、1時間半後に下山しました。

P1010056_r

 その下山中、ロールケーキを発見!

「雪山のロールケーキ」は、足元でできた小さい雪玉が斜面を転がり落ちるときにできます。斜面をどれだけ転がるかによりますが、2mくらいまで大きくなることもあります。写真のロールケーキは直径1mくらいあります。綺麗にできると近づきたくくなるのですが、この雪のロールケーキ、実は雪山の危険度を示すサインです。

この写真に写ったロールケーキをよく見ると、中心から同じ幅(厚さ 約20cm)で巻かれていることが分かります。これは、積雪の上部と下部に異なる性質の雪が降り積もっていて「弱層」を作っている証拠です。この「弱層」の上に大量の雪(1mくらい)が降り積もると、積雪の重みで「弱層」から上の雪が崩れます。表層雪崩という現象です。

 西山は標高が低くなだらかな山なので雪崩が起きる可能性はかなり低いです。だから、いい感じに雪山を楽しめる山として人気なのですが、雪の下には「弱層」が隠れているので気をつけていないと2~3m位の高さで滑り落ちるとういこともあります。やっぱり雪山は注意して歩きたいなと思います。

 

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