福井のおいしい水 水分神社の湧水
9月27日、FBCのふくい足もと遺産(日曜 11:25~)で紹介されていた「水分神社(福井市長橋町)」へ行ってみました。二枚田幹線への交差点を左折し、最初のT字交差点を右折。海の近くからどんどん山の方へ……。
大丈夫か?と思い始めた頃、高台付近で周りが開けました。この後、高台にある神社の後ろを通り、ようやく水分神社へ着きました。
駐車場のすぐ脇にある水場、地元の方々の手で、とても綺麗に整備されていました。一口、飲んでみると、とても柔らかい感じがする水(軟水)でした。おそらく、山に降った雨が山の腐葉土などの層で綺麗にされているためでしょう。白山の延命水のようなスッキリ感がある湧き水とちがいました。
地元の方が18Lのポリタンクで水を汲みに来ていました。日常的にこの水を汲みに来ることができるなんて、羨ましいです。
さて、水分神社はこんな様子です。駐車場から階段を上がると、境内のほぼ中央に土俵があり、その向こうに祠があります。祠の左側に大きな木があり、その木の根元付近から水が湧き出ています。そこはコンクリート壁で覆われ、管理者以外は、立ち入れないようになっていました。
このコンクリートから水場へとパイプが引かれ、水場の下から、神社の下手にある大きな池へと続いています。その池には錦鯉が多数いて、池に睡蓮があれば、クロード・モネの睡蓮を連想できそうでした。
水分神社を見た後は、少し周辺を歩きました。集落の中で一番高いところに行くと、大変見晴らしが良く、海に定置網を見ることができました。魚が海岸に沿って移動する習性を利用して、魚の通り道に網を仕掛け、少し沖の網の中に誘導する網の様子がよくわかりました。
車のところに戻り、越前海岸の近くに来たので、ちょっと海岸沿いを走って帰ろうと思い、国305に出ようとしたのですが、これがなかなかの道。車1台分の幅しかない農道を走り、長橋小学校の裏手の道を下りて、なんとか国305に出ることができました。
水分神社に行くため、国305から入ろうと思っていましたが、入り口の道が分かりにくいので、二枚田幹線の方から入っていく方が、まだわかりやすいかもしれません。
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