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2020年5月 6日 (水)

星撮り 春の大曲線

 GWが始まった頃、久しぶりに星撮りをしました。4月30日の仕事帰り撮影。狙いは、春の大曲線!_r 15秒×15コマの合成で、3分45秒の星の軌跡です。明るい光跡が1等星。その次に明るいのが2等星、3等星となっていきます。微かに見える光跡は6等星。撮影地の周囲に明るい光源がない勝山は、星景写真を撮るにはベストな地域です。

どこに何があるかを分かりやすくしてみました。_r_2

画面の中央に「おとめ座」、その左(東の空)に「おうし座」があります。画面の上にはしし座が見えたのですが、レンズの画角に入ってません。

 春で有名なのが、北斗七星からのびる『春の大曲線』。ひしゃくの持ち手から線を延ばしていくと、おうし座の「アルクトゥース」、おとめ座の「スピカ」とつながっていきます。見つけやすいので、ぜひ探してみてください。あと、しし座のお尻付近にある2等星「デネボラ」と、1等星の「アルクトゥースとスピカ」を結んだ線が『春の大三角形』。これも探してみてください。

<春に見られる1等星>

おうし座:アルクトゥース(赤っぽい)

おとめ座:スピカ(白)

しし座:レグルス(白、1等星の中で一番暗い) 春には3つの1等星がみられます。

南東方面を撮影した後、北方面を撮影。15秒×13コマ 3分15秒の撮影です。_r_3 中部縦貫のナトリウム灯くらいなら光害にはなりませんが、LEDの街灯は明るすぎ。FUDOUが住んでいる福井市は、LEDを含めた光源が沢山あるので、肉眼だと3等星あたりまでしか見られません。北天を写しているので、星が北極星を中心に回っていることがわかると思います。

この写真も星の位置関係が分かりやすいようにしてみました。_r_4 北斗七星は、おおぐま座のお尻から尻尾にあたる部分です。周りに明るい星がないので、簡単に見つけることができます。その先を延ばしていくと、『春の大曲線』になります。

 春は黄砂が飛ぶことがあるので、スッキリした星空にならないことがありますが、天気が良いときは、ぜひ星を眺めて欲しいなと思います。

<おまけ>

 スマホ用やタブレット用の星座早見表みたいなアプリが沢山あります。無料から有料までイロイロありますが、FUDOUは、無料の『星座表』と有料の『iステラ』を使っています。

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