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2020年3月22日 (日)

'20 グリーンセンター 10 番外編

 温かくなってきたので、県立大学近くの九頭竜川では、チョウゲンボウの動きが活発になってきました。(写真は、15日に撮影したものです。)

<4枚の組写真>Img_0729_raw_r  自分の巣の近くに接近してくる別ペアの雌のチョウゲンボウに対して、威嚇をしかけるオスのチョウゲンボウ。

Img_0738_raw_r 上空を滑空しながら獲物を探しているチョウゲンボウのオス。チョウゲンボウのオスメスは、見分けが簡単で、この写真だと、尾羽の先端に黒い太い筋が1本だけあるのがオス。メスは、この黒筋の内側に、細い筋が複数あります。

<橋脚で一休みするチョウゲンボウ>Img_0754_raw_r 3つの橋脚に1羽ずつ。奥から、オス、メス、オスです。それぞれ別々のペアです。オスメスを見分けるポイントの2つ目は、顔。オスは顔が灰色ですが、メスは茶色です。また、オスは、翼の先端から1/3位までが黒で、背中が茶色。メスは、全体的に茶色です。また、メスは、オスより1周り大きいです。これは、狩りの主体がオスのためでしょう。

 チョウゲンボウのような猛禽類は、広い範囲を縄張りとします。それぞれの縄張りは多少重なることはあっても、同じエリアを共有するということはあまりないです。でも、福松大橋では、このように3組のペアが共有しています。これは、九頭竜川河川敷やその周辺の地域に、獲物となる小動物が多い豊かな生態系があるとい証拠になります。

<4枚の組写真>Img_0759_raw_r 下の2枚の写真に、橋脚の下に入ろうとしているチョウゲンボウが写っています。おそらく、橋の裏側、橋脚とのすき間にある空間に巣があると思います。巣といっても、他の鳥のように巣材を集めて作った巣ではありません。チョウゲンボウは、卵が転がらないような平らな場所を巣にします。そういう空間として、橋脚が良い場所だったということでしょう。他のペアも同じ理由から、この場所にチョウゲンボウの巣が集中しています。

Img_0772_raw_r  一休みするため、橋脚に戻ってきたチョウゲンボウのメス。狩りに出ていたようですが、空振りだったようです。

 これらの写真も、EOS90D+SIGMA150-600mmで、手持ち撮影してます。これまでは、EOS7D Mk2+SIGMA150-600mmを三脚につけて撮影していました。それでもこれだけシャープには撮れませんでした。90DのDIGIC8(画像処理エンジン)は、なかなかの高性能です。EOS7D Mk2の後継機が出てくる気配がないので、90Dを普段使いのメインカメラにしようと思います。

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